蕨山 [山]
昨年は真冬も九州の山を歩いていたけど、埼玉に戻ってきてからあまりの寒さになかなか歩けずにいて、今年の山でビューは4月になってしまうかも・・・と思っていた3月も終わりそうなこの日、申し分のない好天と聞いて、奥武蔵の蕨山に行って来ました。
蕨山には数年前北側の向川原からピークを踏んでいるので、今回は東側の川又のバス停近くに車を置いてちょっと長いコースどりで歩いてみることにします。 車道沿いに進んで竜泉寺を目指します。
お寺の敷地は梅が満開です。![]()

お墓の横にハイキングコースの案内版。
久々~な感じで登山道に突入~。![]()

奥武蔵の低山らしい林相と、よく踏まれて明瞭な登山道を黙々と登っていきます。 朝方は肌寒かったけど、登り始めるとやっぱり暖かく、フリースのベストはザックにくくりつけてTシャツ1枚でちょうど良い温度です。

神社の鳥居が見えてきます。
金比羅神社跡に到着。 神社はなくなっちゃってるけど、道標はしっかりしています。
神社から先は稜線に出て、明るい尾根道を歩き出します。

尾根を分けて、片側が植林、逆側は自然林。 人里に近い山に多い林相です。 こういう道、九州ではあまり見かけなかったなぁ。

最初の小ピーク「中登坂」 標高717m。
それなりの距離があります。 まだ半分来てないのね~。![]()

次のピークは「大ヨケの頭」 標高771m。 空が青いな~。![]()

だいぶ進みましたよ。 あと1.5キロ![]()

3つ目のピーク「藤棚山」 標高も順調に上がってきます。
チョビちゃん、珍しくグリーン系の服を着せてみました。 首輪もグリーンでコーディネート。 春だからちょっとイメージチェンジです。![]()

さぁ、最後のひと登り、急がず、じっくり、着実に、楽しみながら登ります。
蕨山の山頂に到着~。
山頂付近は展望が開けていて、南側には川苔山や棒ノ嶺などの奥武蔵の山々が花粉に霞んで見え、北側は遥か遠くに赤城、榛名、浅間山あたりまで見えたりします。![]()

山頂はぽかぽか陽気で、のんびりと大休止。 私の他には途中で追い抜かした初老のご夫婦一組と、あとから登ってきた初老の男性の合計4人でした。
帰りは来た道をさくさくと下って行き、見つけたお花はもう枯れ始めた馬酔木の花くらいでした。
眼下に名栗湖の湖面。 登っていくときには気がつきませんでした。
登山道の入り口には有名な「さわらびの湯」。 何度も横を通っているけど、入浴料¥800を払って入る気にはなれず、結局一度も入ったことがないのでした。![]()

朝方は気がつかなかったけど、お寺の境内にはマンサクの花も満開になっていました。 桜はまだ2週間くらい先かな・・・。 早春の山はまだ殺風景だけど、ひんやりした空気と静かな感じが捨てがたい魅力です。![]()

(登山日 2012.3.29)
宝登山 [山]
今年の梅は遅い・・・。 待ちかねていた梅見に、長瀞にある宝登山へ行ってきました。 長瀞駅の近くに車を停め、神社の参道から歩き始めます。
すぐに林道になり、宝登山ロープーウェイが見えます。
チョビちゃん、山のお散歩は久しぶりです。 水玉のフリースが似合ってるでしょ?
のんびり1時間ほど歩くと、やっと蝋梅とご対面~。![]()

ロープーウェイ山頂駅の蝋梅前で記念撮影。 ここに来るのは3度目です。 今年も無事来られて良かったね、チョビ。![]()

お天気は予報に反してず~っと曇天。
風はないけれど、けっこう寒い。 でもさすがに日曜日だし、見頃の蝋梅に誘われてそれなりににぎわっています。
う~ん、天気が良ければ、向こうの山並みもくっきり見えるんだけど。![]()

宝登山山頂です。 北側からは縦走路も伸びていて、登山装備の人も登って来ています。
蝋梅園の中は花のトンネル状態。 とってもいい匂いがします。![]()

まさに「満開状態」? なかなかきれい。 来てよかったな~。![]()

神社の売店にいるまねき猫ならぬ「まねき犬」? 一見狆のようだけど、大きさはチワワ・・・、実はどっちなんだろう? 売り物に乗っかっているところがなんともいえません。
お昼を過ぎると下りのロープーウェイには人の列が・・・。 けっこう混んでいるんですね。
匂いを嗅ごうと花に鼻をくっつけたら、落っこちてしまいました。
花びらが透き通っていてまさに「蝋」みたい。 匂いもすごく濃いです。![]()

この日は火まつりだったようで、花火が上がったりお神楽の太鼓の音が聞こえていたのですが、下りてきたらお祭りは「火渡り」の真っ最中。 けっこうな見物人がいました。 あら、神社から登ったはずが降りてきたのはお寺のほうで・・・。 いったいどこでルートミスしたのか、さっぱりわからない私たちでした。![]()

(登山日 2012.3.4)
雌阿寒岳・阿寒富士 [山]
一昨年の9月に北海道に来て、最後に登ったのが雌阿寒岳でした。 あのときは上のほうにガスがかかり、雨も降って何も見えなかった・・・。 今度来たときは必ず晴れの日に・・・と再来を誓った山です。 日も長いし、コースタイムも短めの山なので、登山口からよくよくお天気を見極めます。 慌てて登って、降りてきたら晴れていた・・・なんてことはもうありませんように。
今回は雌阿寒温泉登山口から登ってみることにします。 山の稜線もくっきり見えてきたことを確認して、のんびりとスタート。

登山口で名簿の記入して登り始めます。 しばらく行くと一合目の表示。 頂上までしっかり整備されています。

木の根っこが露出した道を息を切らせながら登って行きます。
今度は岩ゴロゴロの道。

周りがハイマツだらけになってきました。 両側に白い花が満開。![]()

チョビも好天の山歩きにご満悦です。![]()

ハイマツの先っぽ、実の上についている紫のヤツは花なのだろうか・・・?
岩の上にキノコ? 近寄ってみると、火山のセンサーみたい。 何箇所か設置されていました。
頂上が近くなるとすっかり火山の雰囲気。 登り始めとは全然雰囲気が変わります。

あら、お釜のなかに火口湖が見える。 それもひとつじゃなくて色違いのがいくつかあります。
火口の向こう側に阿寒富士。 今日はくっきり見えています。![]()

雌阿寒岳頂上に到着~。 ちょっと雲が多めだけど、景色はばっちり。![]()

お隣のフレベツ岳、阿寒湖の向こうに雄阿寒岳。 頂上から見えるのはこんな景色だったんだ~。 一昨年は全然見えなかったからなぁ。

火口のふちを回ってオンネトー方面に向かいます。
火口の中には蒸気の吹き出し口もあり。 こっちの火口湖は緑色。 色の違いは何故できるのかなぁ。
いったん八合目まで降りて、阿寒富士方面に登って行きます。
地面は砂礫に変わり、コマクサが登場。![]()

黄色い花も。 阿寒富士の斜面は乾性の花畑。
高山植物の女王、コマクサ。 ずいぶん久しぶりに見ました。 数年前の秋田駒以来か・・・?
道は斜面にジグザグにつけられていて、細かい砂礫は足がもぐってしまい、歩き辛い~。![]()

チョビは軽いからあまりもぐらなくてすむみたい。 でも素足だからちょっと痛い?
阿寒富士頂上です。

今まで見えなかった山の反対側。 噴火のあとのようにえぐられています。 きれいな形は南側だけなんですね。

こちら側からの雌阿寒岳は火口もくっきり見えます。
眼下にオンネトー。

頂上でのんびり休んだら、砂礫の道を下ります。 登りは辛かったけど、下りは余分に足が進むから結構楽でした~。![]()

オンネトー登山口への道に合流。 ここですでに七合目なんですね。
樹林に入ります。 この山はコースタイムの割りに林相といい道の感じといい、変化が多いです。
木の根っこだらけの道を下って。
最後は急な階段を降りて行きます。
オンネトー登山口に着きました。 現地の担当者が登山者名簿を確認に来ていました。
ここから車を置いた雌阿寒登山口まではハイキングコースが整備されていて、一昨年は逆周りで歩きました。 まずはキャンプ場を突っ切って・・・。
湖畔を眺めながら、湖の縁を歩いて。
あら~、1.6キロもありますぅ?
ついでにこっちからだと道が緩やかながら登りになっている・・・。 一昨年は逆周りだったから記憶に残ってないのだけど、今年は阿寒富士にも登ったし、疲れた足に最後のひとふんばり。 結構足にこたえましたぁ。![]()

(登山日 2011.7.6)
アポイ岳 [山]
北海道の背骨、日高山脈。 大きな山が連なる中で、最南端にあるこの山「アポイ岳」。 麓にキャンプ場や温泉施設があり、標高が低い割りに高山植物の多いことで知られている山だそうです。
キャンプ場周辺では熊の足跡などが発見されているようで、ここも「熊に注意」の表示がたくさんあります。
お天気はあいにくの曇天。 歩き出しは樹林で、あまり高低差のない足に優しい登山道です。
熊鈴ならぬ「熊鐘」。 ためしに鳴らしてみるとものすごく大きな音でびっくり。
熊じゃなくても逃げちゃいそう・・・。

なんとなく湿っぽい道に、チョビの足がドロドロに・・・。 でも当ワンはまったく意に介せず、快適に歩いています。

ところどころに休憩所があり。 ここは沢があって、ニホンザリガニが生息しているとか。
五合目の小屋。 立派な避難小屋です。
ここの標高365m。 まだ500m近く登るのか・・・。
だんだん樹林が切れて、足元も石がごろごろしてきます。
あらぁ、毒へび?
熊もイヤだけど、蛇もすごくイヤだあ~~~。![]()

やっと花が見えてきます。 まずはアヤメ。
黄色いのは・・・?

道は森林限界を超え、周りはハイマツだらけに。 標高1,000mに満たないとは思えない風景です。
シャクナゲ。 小さいです。

道は尾根を行く道と、山腹沿いの花畑を通る道に分かれます。
尾根伝いに行くと、だんだん天候が悪化。 風も吹いているし雨粒が顔に当たるようになったので、チョビはスリングに入れてだっこし、その上からカッパを着込んでガードします。 しかし、背負うより前抱っこは重たくて歩きにくい・・・。![]()

オダマキです。 前に歩いている方が教えてくれました。
九合目の表示のみ、岩に書いてあります。 いつも風が強いのかな・・・。
山頂に到着。 途中は森林限界を超えたのに、山頂付近はまた樹林になるという変わった山です。
隣の山への縦走路もあります。 行く人は見当たりませんでしたが。
帰りは花畑経由で降りてみることにします。 こちらはツツジが満開。
樹林なので傘をさしたいところだけど、それなりに風が強くてちょっとムリ・・・。 下りだと前抱っこは足元が見えなくて危ないので、チョビはいつも通りザックに仕舞っていきます。 濡れちゃうけど仕方ないか・・・。
このあたりがお花畑・・・のはずだけど、あまり咲いていません。 うーん、残念。![]()

眼下に海が見えます。

標高が下がると雨は降っていません。 さっそくザックからチョビを出して自力で歩いてもらいます。
五合目の小屋まで降りてきました。 このあたりはぜんぜん雨の降った形跡なし。
チョビは丸太の橋でもまったく怖がらずに渡ります。 隙間から下が見えるし、たま~に足がはまってコケてたりするけど、まったく平気みたいです。
ご機嫌気分で散歩。 人の少ない緩やかな山道が大好きなチョビです。
駐車場までひとっ走り。 今日も元気にお山の散歩、でした。![]()

(登山日 2011.7.3)
余市岳 [山]
スキーから山に関心を持った私は、登り始めた頃、冬には立ち入れないスキー場上部の山に行けることが驚きでした。 余市岳は麓にキロロスノーワールドという大きなリゾート施設のある山です。 冬はもちろんスキー場となり、まだ20代の頃に訪れたことがあります。 夏はホテルの前から出ているゴンドラに乗るとあっという間に標高が稼げるけれど、乗り物に乗らなくてもホテルの横から林道~登山道と整備されている山です。
ホテル横にはちゃんと登山届けのポストもあり、登山地図にも「熊に注意」とあるので、買ったまま使ったことのない熊鈴をザックにくくりつけて出発です。
林道を進むと、あら?おたまじゃくしぃ? 小さいのがたくさん泳いでいます。
なんと林道の水溜りに住んでいるのです。 頼りなげな水溜りだけど、干上がる前にカエルになれるのかしら・・・。![]()

1時間ほどで林道の終点。 スキー場にでます。 スキー場はペンキ塗りなど化粧直しの真っ最中。
リフトをくぐると登山口の表示。 妙に高いところにあるのは、冬でも登山口だとわかるようにでしょうか?
すぐに沢沿いの道になり、渡渉します。 ちょっと水量が多く、緊張します。![]()

人気はないけど、踏み後もしっかりしている整備の行き届いた登山道です。
ミズバショウ。 こっちの山でも咲くんですね。
山の全体が見えて来ました。

ゴンドラ山頂からの道と交わります。 乗り物に乗れればここまでほとんど標高差のない稜線上を歩いてこられます。

雪が残ってますが、ん~~~? よく見ると登山道上に少し残ってませんか~?![]()

定山渓からの銃走路と交わります。 
あれれ、でもこっちの道は笹薮に覆われて「登山道」と呼べない状況になっています・・・。
あ~~~、やっぱりまだ雪が残っていました。 ザラメ雪を蹴飛ばしてキックステップで進みます。 ソールが柔らかい靴だと足が疲れます・・・。![]()

もちろんチョビは雪の上だけ抱っこです。 お天気が良いせいか舌がでちゃってますよ~。
道はいきなりガレ場になり、歩きづらくなります。
道の脇にはハイマツ。 のっぺりした山頂はいったいどこにピークがあるのか検討がつかないです。
おお、広場状の場所が! ここがピークかと思ったら「山頂は300m先」の表示あり。 まだなの~~。![]()

遠かった・・・。 やっと山頂に到着です。 「ごくろうさまでした」の文字が心にしみるわぁ。
山頂付近、風が強いです。 周りの木々も上に伸びることができず、横に伸びてます。
風は強くても花はたくましい。 一面白い花畑になっています。![]()

下り始めて、ゴンドラの山頂駅が見えます。 運行シーズンにはこの山にもたくさんの登山者がやってくるのでしょうか。

どど~~~ん。 でたぁ、熊さんの落し物。
まだ新しいです。 道の真ん中にあるのは存在を誇示するため? それとも藪の中より用を足しやすいからぁ?
雪渓を上から見ると、雪の上をシリセードで降りれば、夏道のすぐ横に出られそうだけど・・・。 一歩間違えればただの「滑落」になっちゃうんで辞めておきますが・・・。![]()

登ってきた山を振り返ります。 まだ夏山シーズンにはちょっと早い感じ。
黙々と来た道を戻り、沢の渡渉部まで戻ってきました。
スキー場ではチョビが走り回り。 やっぱり疲れ知らず。 人気のないドックラン状態です。
ホテルまで戻ってきました。 熊にも逢わず、無事に戻れてよかった・・・。 でも雪で湿った道でシリモチをつき、ザックもお尻もドロドロなのでありました。![]()

初登場の熊鈴。 私は静かな山が好きなので小さめのを一個しかもっていませんが、これじゃあ案外役にはったないのかも・・・。 鈴の音よりゼーゼーという呼吸の方がうるさいかもしれないもんね![]()

(登山日 2011.6.29)






